2.調味料は海の塩

和のビーガン

私たちが提案している、「和のビーガン=ジャパンズビーガン」。
実践のための12のポイントをご紹介していきます。

砂糖を使わずに、自然塩で食材の甘味、おいしさを引き出す

人間のからだは、60兆を超える細胞の集合体です。
細胞の故郷は、古代の海です。
そして、からだの中も封じ込められた
古代の海です。

からだという小さな海に、大海のミネラルを
補給するのは「海の塩」の役割。

「調味」=「調身」

精製しすぎないミネラルたっぷりの
海の塩でおいしい料理を作って食べることで、
からだの調節機能がととのいます。

減塩すると、からだのさまざまな働きが
低下し、ミネラル不足は、骨粗鬆症の
大きな原因にもなります。

原始の海で生まれたいのち

海水には、生命の誕生と再生の秘密が
隠されています。

地球が誕生したのは、いまからおよそ
46年億年前と推定されています。

原始の海の中では、
多様な元素=ミネラルの化学反応が
数億年にわたって繰り返されてきました。

あるとき、有機質が発生し、
32億年ほど前に単細胞の生命体が
誕生したといわれています。

そして7億年ほど前に、酸素を産生する
バクテリアによって生かされる
多細胞の複雑な生命体の時代が始まりました。

お互いの排泄物を栄養として必要とし合う
植物型生命と動物型生命が対になって生まれ、
大きなバランス状態を保ちながら
海の中での生命の進化が進みました。

海の中に浮かぶ単細胞生命体は、
いつでもまわりの海水から必要な栄養素を
吸収することができました。

ところが多細胞生命体となると、
海に面していない細胞に海水を補給する
ための流路が必要になりました。

それが血管です。

体内にくまなく張り巡らされた血管は、
全細胞に海の栄養と酸素を供給し、
排泄物と二酸化炭素を回収して
海に戻す役割を担っています。

陸上の生物は、「塩」を食べることを
通して海とつながり、

そして血液を浄化して、
必要な栄養を補給することができるのです。

美味しい塩味がいのちを守る

1972年(昭和47年)
日本政府は専売公社の塩を、
塩化ナトリウム以外のミネラルを
切り捨ててしまった、純度99%以上の
化学精製塩に切り替えてしまいました。

その結果、海の生命力を補給することが
できなくなり、さまざまな健康問題が
浮上しましたが、
つぎには、それを理由に減塩指導を
推進し始めたのです。

塩は海のミネラルの結晶です。
本来の塩には、塩化ナトリウムを筆頭に
60種類以上もの海のミネラルが含まれます。

からだの重要機能のすべてが、
体内のミネラルの量的バランスと
その化学反応によってコントロール
されています。

病原菌を撃退し、共生微生物を
元気にするのも塩の働きです。

塩を適量摂取しなければ、
からだの働きはバランスを
保つことができません。

人は、本来、からだの生命力を
引き出す塩加減の料理を
おいしいと感じる味覚を持っています。

料理のうま味を最大限に引き出す
塩加減は、
からだの生命力を最大限に引き出し、
からだを守る塩加減なのです。
減塩料理や精製塩料理では、
食べても生理的満足を得ることが
できません。

適塩味覚を取り戻す

いのちを守るためには、本物の塩の
重要性を学び、舌を調律し直す必要が
あります。
そして、本物の塩による適塩料理を
おいしいと感じる味覚を取り通す
必要があります。

わたしたちのからだは、塩が不足して
しまったとき、骨のミラネルを溶かして
補うしかないため、
現代人の骨はどんどんスカスカになっています。

1%の自然塩スープがおいしいと感じる
味覚を、意識して取り戻していきましょう。

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