29年目の春「タネから始める未来づくり」雑穀の種子を頒布中!プランターでも育てられる!気候変動に強い“未来の作物”で食と暮らしを見直す

ライフシードキャンペーン

環境にやさしく、栄養価が高く、そして誰でも気軽に育てられる――そんな「雑穀」の種を全国の希望者へ頒布する【ライフシードキャンペーン2025】が、今年もスタートしました(実施期間:2025年4月1日〜5月31日)。

この活動は、絶滅の危機に瀕していた伝統穀物の復活を目指し、1997年に始動。以来28年間、趣旨に賛同する延べ数万人以上の方に雑穀のタネをお分けしてきました。さらに、種子の頒布と同時に、雑穀の栽培方法やおいしく食べるための料理法についても積極的にお伝えしています。

今や雑穀は、SDGsの観点からも注目される「未来の主食」。気候変動に強く、栄養価が高く、農薬や化学肥料を使わずに育てられることから、食糧安全保障の切り札として世界的に再評価が進んでいます。

キャンペーンでは、家庭菜園やベランダのプランターでも育てられる雑穀7種(ヒエ・アワ・キビなど)を、簡単な栽培マニュアルと共に有償で頒布中。オンライン交流会や栽培講座も充実しており、初心者からベテランまで楽しめる内容です。

雑穀の栽培が“今”注目されている理由

健康志向:食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、現代人に不足しがちな栄養素を補えます。
地球にやさしい:やせ地でも育ち、農薬・化学肥料不要。環境負荷を大幅に軽減。
食糧危機対策:気候変動にも強く、食料安全保障の切り札として国連FAOも推奨。
多世代で楽しめる:リタイア後のライフワークとして、また若い世代の農的暮らしの一歩としても人気。

キャンペーン詳細

  • 名称:ライフシードキャンペーン2025
  • 期間:2025年4月1日(火)〜5月31日(土)15:00締切
  • 頒布内容:農薬・化学肥料不使用の雑穀種子(7種より選択)+簡易マニュアル
    • 種子は2〜3坪分の栽培が可能な量です
    • 選べる品種:ヒエ/もちアワ/もちキビ/高キビ/アマランサス/うるちアワ/シコクビエ
    • 数量に限りがあります。無くなり次第終了。
  • 申込方法専用サイトよりご注文ください
  • 関連サポート
    • 解説書 郷田和夫 著『育てて楽しむ雑穀 栽培・加工・利用』(創森社、2009年)
    • DVD『郷田和夫の雑穀調整法』(つぶつぶ)
    • 月1回の無料オンライン雑穀栽培情報交換会
    • 全国7ヵ所の実践農場で栽培体験講座も開催中

取材・掲載のご案内

約30年にわたり、日本の在来雑穀の復活と普及に取り組んできたライフシードキャンペーンは、国連FAO「国際雑穀年2023」でも公式に紹介されました(※注)。
持続可能な農の未来、健康的な食生活、雑穀を通じた地方創生やライフスタイルの変革といった視点から、多くのメディアにご紹介いただいています。

キャンペーンに関するご取材、参加者や活動現場の取材も随時受付中です。お気軽にご連絡ください。
※FAO掲載ページ
https://www.fao.org/millets-2023/millet-champions/detail/yumiko-otani/en

SDGsへの貢献(抜粋・概略)

  • 目標2 飢餓をゼロに:高栄養価の雑穀を広めることで栄養改善に貢献
  • 目標12 つくる責任 つかう責任:持続可能な農業の実践を支援
  • 目標13 気候変動対策:環境変化に強い雑穀で農の未来を切り開く
  • 目標3 すべての人に健康と福祉を:身近に育てる安心食材で生活を見直すきっかけに

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